子宮頸がんワクチン9価の定期接種化について

2023年4月1日より、9価の子宮頸がんワクチン/シルガード9も公費で無料接種が可能になりました。

シルガード9の接種対象者は、2価・4価の対象者と同様【小学校6年~高校1年生相当の女子】です。

平成9~18年度生まれ女性についても【キャッチアップ接種の対象者】は公費で無料接種が可能です。

キャッチアップ接種は2025年3月31日に終了となります。
平成9~18年度生まれの女性の方でまた未接種の方は是非ご検討ください。

子宮頸がん・子宮頸がんワクチンの詳細は以下日本産婦人科学会のホームページを参照してくださいね。

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よくある質問はこちら

9価ワクチン(シルガード)について

シルガードは9価ワクチンです。

ガーダシルで予防可能なヒトパピローマウイルス(HPV)のタイプ(6/11/16/18型)に加えて、5つのタイプ(31/33/45/52/58)に対しても感染予防効果があります。

従来の予防効果が【60-70%】であるのに対して、シルガードは【90%以上】の予防効果があるとされています。

2021年に日本で販売開始となり、2023年度から公費で接種が可能になりました。

サーバリックス、ガーダシルとの違いは?

各ワクチンの違いは以下の通りです。

スクロールできます
名称シルガードNEWガーダシルサーバリックス
種類9価4価2価
カバーするHPV型6/11/16/18
31/33/45/52/58型
6/11/16/18型16/18型
(高頻度の2型)
子宮頸がん
発症予防効果
90%以上70%70%
その他の
発症予防効果
(肛門がん)
尖圭コンジローマ
肛門がん
尖圭コンジローマ
なし
接種回数2回*もしくは3回
*初回接種が15歳未満の場合
3回3回
接種対象9歳以上の女子9歳以上の女子10歳以上の女子
子宮頸がんワクチンの違い
接種希望です、どうすればよいですか?

まずは東海市健康推進課にて手続きをお願いします。

予診票が手元に届きましたらご連絡ください、接種日を決定致します。

予防治療を大切にしている当院では子宮頸がんワクチン予防接種を積極的に行っています。

あなたと関連がある「がん」があります。

そして子宮頸がんの大部分はワクチンによる予防が「可能」です。

皆さんの第一歩お待ちしています。

院長

お子さんを持つ親御さんへ
この機会にお子さんと将来のこと、ワクチンについて是非一緒に相談してみてくださいね♫

以下参考サイト
あわせて読みたい
9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について 9価HPVワクチン(シルガード9)の情報をまとめたページです。

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この記事を書いた人

\対話を重ねて「100人100通」のベストチョイスを紡ぎ、あなたと笑顔を交わしたい/
予防医療に力を入れています!

愛知県在住
加木屋たけうち内科 院長
医学博士
糖尿病/内分泌代謝科/総合内科専門医

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