
DIABETES
糖尿病外来

糖尿病の診療経験が豊富です
・日本糖尿病学会認定【糖尿病専門医】
・【管理栄養士】による栄養相談
・【糖尿病療養指導士】による生活指導

糖尿病治療薬・検査機器を揃えています
【糖尿病の迅速検査が可能】
HbA1c値は最速45秒で測定可能です
【最新の治療を積極的に導入】
最新のインスリン・GLP-1受容体作動薬
フリースタイルリブレ・DEXCOM G6など
【糖尿病合併症の早期発見が可能】
糖尿病関連の医療設備が充実しています

糖尿病についてわかりやすく説明します
・糖尿病に関する丁寧な指導
・糖尿病教室、栄養教室の実施
・医院独自のパンフレット
・医療ブログ・SNSによる情報発信
糖尿病について分かりやすく解説
糖尿病とは

糖尿病ってどんな病気?
インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。
糖尿病とは、このインスリンが十分に作用せず、血糖値が高くなっている状態のことです。
高血糖により特徴ある症状(下記参照)を呈するが、自覚症状に乏しい場合も少なくありません。
高血糖が持続する場合に様々な合併症(下記参照)が生じ、患者さんの生活の質を著しく低下させる非常に厄介な病気です。
厚生労働省実施の「2016年国民健康・栄養調査」によると、糖尿病の患者数は約1000万人、糖尿病予備群の方も約1000万人と推計されています。
もしかしたら糖尿病かも?
こんな症状ありませんか?
■ のどが渇く
■ たくさん水を飲むようになった
■ 尿の量が多い、尿が泡立つ、尿の匂う
■ 夜トイレに何回もいく
■ だるい
■ 目がかすむ
■ 足がむくむ
■ ダイエットしていないのに痩せてきた
「健康診断で糖尿病の項目で要精査」
「もっと私に適した治療を受けたい」

上記にあてはまる方は、専門医の受診をお奨めします。
糖尿病のタイプ
糖尿病は大きく4種類に分けられます。
① 1型糖尿病
免疫の異常で膵臓からインスリンが出なくなってしまうタイプです。
インスリン注射を使用して血糖のコントロールをすることが必須です。
② 2型糖尿病
糖尿病になりやすい遺伝的な体質に加えて、生活習慣の乱れが重なって発症します。
食事と運動の見直しを行いながら、必要があれば薬によるサポートを行います。
③ 妊娠糖尿病
妊娠中に発見される糖尿病のことです。
④ その他の糖尿病
遺伝子の異常による糖尿病、他の病気や条件(膵臓・肝臓・内分泌の病気、薬剤、感染症など)が引き金で生じる糖尿病を指します。
糖尿病の診療では、定期的に来院して血糖値の確認をしたり、薬の調整をしたり、合併症の確認が必要です。



患者さんの通院の負担を徹底的に減らし「また行きたくなる」クリニックづくりを当院では目指しています!
糖尿病の合併症について
糖尿病合併症には、高度のインスリン作用不足によって起こる急性合併症と、高血糖が長期間持続することで生じる慢性合併症があります。
いずれも患者さんの生活の質、生命予後を悪化させる為、それらの発症予防と進展阻止が糖尿病治療の目的です。
自覚症状がなくても見えないところで合併症が進行している可能性もありますので、血糖値をうまくコントロールしていき合併症を予防しましょう!
急性合併症
急激に血糖値が上昇して起こる合併症です。
感染症や他の病気の治療で血糖値が上がる薬を飲んでいる場合や、糖分の多い飲料水を大量に飲んだ場合などにおきます。
急性合併症は命に関わることも多く、早急に病院での入院治療が必要になります。
糖尿病の急性合併症
■ 糖尿病性ケトアシドーシス
■ 高血糖高浸透圧症候群
■ 感染症
慢性合併症
慢性的に高血糖の場合は血管を痛め、網膜症や、末梢神経、腎臓といった、細かい血管が集まった臓器が障害を受けます。
血糖値が高い状態が慢性的に持続すると、血管にダメージが生じます。
糖尿病の合併症は「血管病」と考えられます。
細い血管の合併症である三大合併症、太い血管の合併症である動脈硬化性疾患に大別されます。



糖尿病の合併症は早期発見・早期治療が大切です。
当院では検査機器を取り揃え、積極的に合併症の早期発見を行います!
糖尿病の慢性合併症
細い血管の合併症【三大合併症】
し:神経障害
め:網膜症
じ:腎症
太い血管の合併症【動脈硬化性疾患】
え:壊疽(えそ)
の:脳梗塞
き:狭心症(きょうしんしょう)・心筋梗塞



細い血管の【しめじ】、太い血管の【えのき】です!
その他の合併症
糖尿病と関係が深い疾患として下記があります。
糖尿病のその他の合併症
■ 歯周病
■ 認知症
■ 癌
■ 骨病変
■ 手の病変
糖尿病と新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症へのかかりやすさは、糖尿病の方でもそうでなくても変わらないと考えられています。
ただ血糖コントロールの悪い方が新型コロナウイルス感染症に感染した場合、重症化リスクが非常に高まります。
血糖コントロールが良好に保ち、新型コロナウイルス感染症に負けない身体をつくりましょう!



WITHコロナ時代では、これまで以上に糖尿病の管理が非常に大切です!




糖尿病の治療
食事療法・運動療法・薬物療法の3つです。
食事療法


糖尿病治療の基本は食事療法です。
糖尿病の食事療法のポイント
基本
■ 腹八分目にする
■ 朝食、昼食、夕食を規則正しく3食とる
■ ゆっくりよくかんで食べる
■ 食事の順番を意識する(主食は最後)
■ お酒は控えめにする(おおよそ1杯程度)
炭水化物
■ 炭水化物の摂りすぎに注意する
■ 白い炭水化物を茶色い炭水化物に置き換える
■ 単純糖質を多く含む食品の間食を避ける
■ ジュースは避ける
■ 果物の摂取量は控えめにする(80kcal)
■ 食物繊維を多い食品をしっかり摂る
タンパク質
■ 植物性タンパク質をしっかり摂取する
■ 動物性タンパク質の摂取はほどほどに控える
■ 加工食品を避ける
脂質
■ 良質な油をしっかり摂取する
■ 動物性脂質(飽和脂肪酸)は控えめにする
■ トランス脂肪酸を避ける



当院では管理栄養士による栄養指導を積極的に行っています!
運動療法


食事療法とともに、運動療法も糖尿病治療における重要な治療になります。
運動がどうして大切か?
■ ブドウ糖の利用が促され血糖が下がる
■ インスリンの効きが高まり血糖が下がる
■ エネルギーが消費され体重が落ちる
■ 筋肉量の維持、骨粗鬆症の予防に有効
■ 高血圧、脂質異常症など他の病気にも有効
■ 心肺機能をよくする
■ 運動能力が向上する
■ 爽快感、活動気分、不眠の解消など
運動の種類
① 有酸素運動
② レジスタンス運動(筋トレ)
③ バランス運動、ストレッチ
上記を組み合わせることがお奨めです。



やるのは億劫でも、いざやると気持ちいいのが運動です!
糖尿病の改善だけでなく他にも健康にいいことがたくさんあります。
まずは小さいことから始めてみましょう!
薬物療法


食事療法や運動療法を行っても血糖のコントロールが改善しない場合、1型糖尿病のように膵臓からインスリンが出ない場合には薬物療法が必要です。
糖尿病治療薬は作用機序の点からインスリン分泌促進系・インスリン分泌非促進系・インスリン製剤の3種類に、投与方法の点から飲み薬と注射薬の2種類に分けられます。
糖尿病の飲み薬
【インスリン分泌促進系】
① DPP-4阻害剤
② スルホニル尿素(SU)薬
③ 速効型インスリン分泌促進薬(グリニド)
④ GLP-1受容体作動薬
【インスリン分泌非促進系】
⑤ ビグアナイド
⑥ チアゾリジン薬
⑦ SGLT2阻害剤
⑧ αグルコシダーゼ阻害剤
糖尿病の注射薬
① インスリン
② インスリンポンプ療法
③ GLP-1受容体作動薬
糖尿病治療薬は、飲み薬だけで8系統、注射薬も3系統あります。
さらにそれぞれの系統で何種類も薬があり、併用すると糖尿病治療は無数の組み合わせがあります。



あなたにベストな治療を一緒に探しましょう!