生活習慣病外来

総合内科専門医が解説

生活習慣病の基礎知識

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血圧が高い【高血圧】

心臓から血液を送り出す圧力（血圧）が高い状態のことを「高血圧」といいます。

高血圧を放置していると動脈硬化が生じ、脳卒中・心臓病・慢性腎臓病など命に関わる病気の原因になります。

初期にはあまり異変を感じません、血圧が高いと気づいたときは早めに受診しましょう。

コレステロール値・中性脂肪値の異常
【脂質異常症】

脂質異常症とは、LDLコレステロール（悪玉コレステロール）や中性脂肪が基準より高い状態をいいます。

放置すると動脈硬化を招き、脳梗塞・心筋梗塞などの命にかかわる病気の原因になります。

乱れた食生活・運動不足が原因となることも多く生活習慣の見直しも大切です。

遺伝的な影響も大きく、その場合は早めのコントロールが必要です。

動脈硬化のリスクが高い方は、飲み薬の治療をお奨めします。

痛風・尿酸値が高い【高尿酸血症】

ある日突然足に激痛が走り歩けない、風が吹くだけで痛い。これが「痛風」です。

高尿酸血症とは、体内に尿酸が溜まっている状態で、痛風の予備軍です。

男性に圧倒的に多い病気です。

高血圧・動脈硬化・尿路結石の原因にもなるので、尿酸値が高い場合には治療が必要です。

動脈硬化

「動脈硬化」とは、動脈が硬くなり弾力性が失われた状態のことです。

動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞といった命にかかわる深刻な症状に繋がります。

糖尿病・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症などの病気、喫煙・運動不足・ストレス・加齢などが原因として知られています。

病気の管理、生活習慣の改善を行い動脈硬化を予防しましょう！

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